自分の母方の父親(祖父)が大腸癌になりました。
祖父は便を漏らすようになり、その掃除が大変でした。
トイレに行こうと思っても間に合わないのか、気付いたら漏らしてしまっていたのか、祖父に聞いても答えが曖昧だったため、今となってはそのどちらだったのかは分かりませんが、1日に何回も漏らしてしまいパンツやズボンだけでなく床にも便が落ちてしまっていました。
漏らしてしまった時には祖父の体力もだいぶ弱っていたので、祖父を便のない場所へ移動させるのも大変でした。
正直、完全に解決したとは言えない状況のまま祖父は亡くなってしまいました。
ただ、オムツを2重にして履かせたり、祖父の部屋からトイレまでの床に新聞紙やシートなどを置き、直接床に便が落ちないようにしました。
また、パンツや下着などの買い置きもしました。漏らしてしまった時の度合いにもよりますが、1度汚してしまった下着は洗濯してもなかなか汚れが落ちなかったりするので、新しい下着に変えざるを得ない場合が多いので、買い置きをしました。
部屋を汚してしまっても、部屋が少しでも汚れずに済む方法を冷静に模索されてみては如何でしょうか。少なくとも、緩和に繋がると思います。がん患者を世話する家族も予期せぬ出来事に直面することになるのでいろんな工夫が必要だと、最近宇都宮で放射線治療を受けた友人も言っていました。