卵巣出血と誤診された

がんの治療法の本を読んでいた頃最近、お腹の調子が悪いなぁと、仕事がお休みの日に地元の病院を受診。エコー検査、血液検査を実施し、そこで診断されたのが『卵巣出血』

特に治療の必要はないと言われ様子をみるも、次の日には更に悪化。大きな病院を受診しました。

そこではCTなども含め婦人科、消化器外科まで受診したのですが、医師のやる気がないのか、婦人科の医師は『地元で診てもらったのにまた私がみるのか?』消化器外科の医師には『婦人科のことはあまり詳しくないのですが、盲腸とかはないと思います』と言われ、通常では卵巣出血では上がらないとされる炎症性タンパクCRPが高値にもかかわらず卵巣出血との診断で気休めに整腸剤を処方されました。

次の日には吐き気も下痢も止まらず再び地元の病院に卵巣出血なのにどんどん悪化している、と相談。すると一日点滴すれば治ると言われ入院しました。案の定、点滴では何も改善せず医師に相談するも、吐き気が止まらないなら『胃粘膜保護薬』を30分間隔で飲むよう指示されました。水を飲んでも嘔吐すると言っているのに薬飲むたびに嘔吐して意味のない投薬でした。

入院中、救急車を呼びたいくらい転院したかったのですが次の日まで待つよう言われ(よく生きていたと思います)次の日の朝、タクシーを呼んで3つ目の大きな病院に行きました。

3つ目の病院ではやっと『盲腸』との診断が下り、腹膜炎を起こしていたため、緊急での開腹手術となりました。もっと早く診断できていれば開腹手術をせずに腹腔鏡手術で済んだと思います。3つ目の医師も、なぜCRPや白血球が高いのに精査しなかったのか疑問に感じていました。

助かったから良いものの、傷口は大きいですしあのまま誤診されて3つ目の病院に行かなければ命を落としていたと思うと、病気の怖さよりも医師の誤診の方がはるかに怖いと思いました。

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