個室入院が向いていた扁桃腺炎治療入院

慢性扁桃炎という病気で一年苦しみました。月に一度ペースで高熱が出る状態でした。私は大きな扁桃腺を持っていたので、そこに膿がつくと38度から39度の高熱が出てしょっちゅう寝込んでいました。あまりにも膿が酷いと入院になって、病院で点滴生活を送るということも繰り返していました。

膿を抑えて体調を元に戻すための治療入院で辛かったことは、自分の臭いが気になって仕方なかったことです。高熱だし点滴もしているので、入浴はできないです。病院から清拭タオルは渡されますが、使い捨てではなかったので神経質な私は、思う存分使うことができませんでした。業者が洗っているのだから大丈夫ということは分かっていながら、単に性格の問題で積極的に使うことができませんでした。

入院していたときは20代で若かったので、敏感だったのかもしれませんね。

慢性扁桃炎の治療入院では私の場合、1週間程度が多かったので、適当な拭き方になっていました。

高熱だとはいっても、自分で身動きをかろうじて取れる状態だったので、使い捨ての清拭タオルを買って拭けば良かったと後悔しました。

当時は若かったのもあって、退院後に使い捨ての清拭タオルがあると知りました。

入浴ができない病状で入院する、だけど身体は身動きが取れるという状態であれば、潔癖症の方は、使い捨ての清拭タオルを購入して入院すると良いと思います。

扁桃炎は膿がついていて発症している最中は手術することができません。その後、改めて手術入院になりましたが、今度は手術直後に悩むようになりました。手術当日から翌日まではベッドから起き上がってトイレに行くことができないからです。喉の止血は縫合ではなくて、圧迫して止めるので絶対安静が必要と聞いていました。

点滴をずっとしているからか、とにかくトイレに行きたくなります。

翌日まではベッドで尿瓶になりますが、私は全くすることができませんでした。排尿したいのに出ないのは、尿瓶に慣れていないからです。場所さえ変われば出るという感覚はありました。

そこで今度はポータブルトイレがベッドの脇に横付けされました。ところが今度は、大部屋だったため、音が気になって全く出ません。そのときは一緒に入院していた人が気遣いしてくれる方で、トイレのときに席を外してくれたので無事に排尿することができました。

ということで、扁桃腺摘出手術で入院する予定がある方で、お金に余裕があるなら、個室入院する方が良いと思います。特に私のように神経質な人ほど、個室治療が向いている病気に感じました。

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